15年前の軽トラは売れる?15年落ちの軽トラの買取価格の目安と、高く売るための準備
- 15年前の軽トラでも、値段がつく場合があります。捨てる前に、まず値段を聞きます。
- ふつうの買取店(まとめて査定)と廃車買取の両方で値段を聞いて比べます。
- 15年前の車は、軽自動車税がすでに重くなっています(自家用の軽トラックで年6,000円)。乗り続けるか迷うときの材料にします。
15年前の軽トラを手放すか迷っている方へ。 値段がつくかどうかと、売り先の選び方、税金から見た手放しどきをまとめました。 税金の額は、総務省と軽自動車検査協会の資料で確かめています(2026年9月29日に確認)。
結論
いまの時点で言えることは、次の3つです。
- 15年前の軽トラでも、値段がつく場合があります。捨てる前に、まず値段を聞きます。
- ふつうの買取店(まとめて査定)と、廃車買取の両方に聞いて比べます。
- 税金はすでに重くなっています。乗り続けるなら、税金と修理代の見込みも考えます。
15年前の軽トラの買取価格の目安
この記事では、出典のはっきりした数字がそろうまで、金額の目安を載せていません。 同じ15年前の軽トラでも、走った距離、錆、四輪駆動かどうかなどで値段は大きく変わる可能性があります。 ご自分の車の値段は、2〜3か所で査定を取って確かめてください。
15年前でも値段がつく理由
次のような理由が考えられます。
- 仕事で使う需要がある:軽トラは、農業や土木などの仕事に使われる車です。古くても、使えるなら買いたい人がいると考えられます。
- 部品として使える:走れなくなっても、使える部品や、鉄などの資源としての値打ちが残ります。
- 海外に売る販路を持つ業者がある:海外向けに売る業者もあります。
米国の「25年ルール」は、製造から25年以上たった車の輸入に関する決まりです。15年前の車は、まだ対象になりません。「古い軽トラは海外で高く売れる」という話は、15年前の車には当てはまらないことがあります。
値段が下がる要因
次のような点があると、値段が下がりやすくなります。
- 錆(さび):荷台や、車の骨組み(フレーム)、車の裏側の錆
- 走った距離の多さ(過走行)
- 事故などで骨組みを直した跡(修復歴)
- 動かない、車検が切れている:運ぶ手間や費用がかかるため
修復歴は、査定のときに正直に伝えます。 国民生活センターは、修復歴などを先にきちんと伝えていれば、契約したあとにそれを理由とした解約や減額に応じる必要はない、と案内しています。
売り先の選び方
15年前の車は、ふつうの買取店で値段がつくこともあれば、つかないこともあります。 そのため、次の2つの両方で値段を聞くのがおすすめです。
ふつうの買取店・まとめて査定
まとめて査定(一括査定)は、1回の入力で何社かに査定を頼める仕組みです。 何社からも電話が来ることがあります。 電話を減らしたいときは、連絡が来る会社をしぼる方式のサービスを選ぶ方法もあります。 たとえば MOTA車買取の公式サイトでは、最大20社の査定額をウェブで見たうえで、やりとりするのは「高額査定の上位3社のみ」と説明しています(2026年9月29日に確認)。
廃車買取
廃車買取は、古い車や動かない車を引き取って買い取る業者です。 ふつうの買取店で値段がつかなかった車でも、部品や資源として値段がつくことがあります。 引き取りや手続きの費用を無料と書く会社もありますが、地域などの条件があります。
年式ごとの売り先の目安は次の図のとおりです。
13年を超えた軽自動車の税金と、売るか乗り続けるかの考え方
軽トラの税金は、最初の新規検査(初めてナンバーをつけたときの検査)から13年を過ぎると重くなります。 これを重課(じゅうか)といいます。 最初の新規検査の年月は、車検証の「初度検査年月」の欄でわかります。
軽自動車税(毎年)
総務省の資料による、自家用の軽トラック(四輪の貨物用)の年額です。
| 車の区分 | 年額 |
|---|---|
| 2015年3月31日までに最初の新規検査を受けた車(13年まで) | 4,000円 |
| 2015年4月1日以降に最初の新規検査を受けた車(13年まで) | 5,000円 |
| 最初の新規検査から13年を過ぎた車(重課) | 6,000円 |
15年前の車は、すでに重課の6,000円になっています。 電気自動車やハイブリッド車など、重課の対象外の車もあります。 実際の税額は市町村が決めるので、お住まいの市町村の案内で確かめてください。
重量税(車検のとき、2年分)
軽自動車検査協会の案内による、自家用の軽自動車の重量税です。
- 13年を過ぎていない車:6,600円
- 13年を過ぎた車:8,200円
- 18年を過ぎた車:8,800円
15年前の車は8,200円で、あと3年ほどで8,800円に上がります。
売るか乗り続けるかの考え方
- まだ仕事や畑でよく使い、大きな修理の予定がないなら、乗り続ける選択もあります。
- 次の車検で大きな修理が必要になりそうなら、車検の前に値段を聞いてみます。
- 軽自動車税は4月1日の持ち主に1年分がかかり、月割りで戻りません。手放すなら、3月中に名義変更や廃車を終えるのが目安です。

次の車検の見積もりと、査定の値段を並べてみると、決めやすくなりますよ。
高く売る準備
- 書類をそろえる:車検証、自賠責保険の証明書、リサイクル券。リサイクル券をなくしたときは、自動車リサイクルシステムのページで「預託状況」を印刷すれば代わりに使えます。
- 名義を確かめる:車検証の名義が亡くなった家族のままなら、先に名義変更の手続きが必要です。軽自動車検査協会の案内では、戸籍謄本など、または法定相続情報一覧図がいります。
- 荷台を片付け、洗車する:荷台の荷物は下ろしておきます。
- 装備をメモする:四輪駆動か、エアコン、パワーステアリング(ハンドルを軽くする装置)、荷台を傾ける装置(ダンプ)があるか。
- 錆や傷の写真を撮る:荷台、車の裏側。ウェブで申し込むときに役立ちます。
売るときの流れ
- 値段を聞く:まとめて査定や廃車買取に申し込み、2〜3か所の値段を聞きます。
- 車を見てもらう:家まで見に来てもらうか、写真で査定してもらいます。
- 条件を書面で確かめる:金額、引き取りの日、費用、支払いの日、キャンセルの決まり。
- 契約して車を渡す:車検証などの書類も一緒に渡します。
- 名義変更の完了を確かめる:名義が変わったことを、買い取った店に確かめます。
- お金を受け取る:約束の日に振り込まれたかを確かめます。
車検が残っているとき
重量税が戻るのは、解体して廃車にしたときです。 自賠責保険の解約も、廃車の手続きをしたあとでできる仕組みです。 そのため、車を売ってほかの人が乗り続ける場合は、残りの車検の分の重量税や自賠責保険のお金は、自分には戻ってきません。 車検の残りを査定額に入れてくれるかを、査定のときに聞いてみます。
契約の前に
車の売却は、クーリング・オフ(一定の期間なら無条件で契約をやめられる仕組み)の対象外です。 国民生活センターは、キャンセルの決まりや支払いの条件を、契約の前に必ず確かめるよう呼びかけています。 困ったときは、消費者ホットライン188に相談できます。
20年以上前の軽トラなら
20年以上前の車は、20年・25年前の軽トラの買取をご覧ください。
まとめ
- 15年前の軽トラも、捨てる前に値段を聞きます。
- まとめて査定と廃車買取の両方で比べます。
- 税金はすでに重くなっています。次の車検の前が、考えどきです。
相場の目安は軽トラの買取相場、廃車との比べ方は軽トラは廃車にする?売る?、売り先全体は軽トラ買取のおすすめをご覧ください。
参考にした資料
- 軽自動車税の税率が変わります(総務省・全国地方税務協議会)(2026年9月29日に確認)
- 令和8年度 軽自動車税(御所市)(2026年9月29日に確認)
- Q. 7-004 車検の際に支払う重量税の金額を教えてください(軽自動車検査協会 手続きナビ)(2026年9月29日に確認)
- 年度の途中で譲渡・廃車した場合の軽自動車税(柏市)(2026年9月29日に確認)
- 名義変更(売買・譲渡・その他)(軽自動車検査協会)(2026年9月29日に確認)
- 自動車ユーザーの方(自動車リサイクルシステム)(2026年9月29日に確認)
- 使用済自動車に係る自動車重量税廃車還付制度について(国税庁・国土交通省・軽自動車検査協会)(2026年9月29日に確認)
- 『自賠責保険』の自動車の廃車が確認できる書類(損保ジャパン)(2026年9月29日に確認)
- Importing a Motor Vehicle(U.S. Customs and Border Protection)(2026年9月29日に確認)
- 車を売る際は要注意!中古車の売却トラブル(国民生活センター、2024年6月18日)(2026年9月29日に確認)
- MOTA車買取(MOTA)(2026年9月29日に確認)
よくある質問
13年を過ぎると税金が上がると聞きました。
上がります。総務省の資料では、自家用の軽トラック(四輪の貨物用)の軽自動車税は、最初の新規検査から13年を過ぎると年6,000円になります。車検のときの重量税も、自家用で13年を過ぎると8,200円、18年を過ぎると8,800円です。実際の額はお住まいの市町村の案内で確かめてください。
走行距離が多くても売れますか?
値段がつくかは、走行距離だけでなく状態や需要でも変わります。まずは2〜3か所で査定を取って確かめてください。
15年前の軽トラも、米国の25年ルールで輸出できますか?
25年ルールは製造から25年以上たった車が対象なので、15年前の車はまだ対象になりません。