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古い軽トラの買取10年・15年・20年・25年前の車の売り先と、値段の見方

この記事の結論
  1. 何年前の車でも、まず買取と廃車買取の両方で見積もりを取って比べる
  2. 13年を過ぎた軽トラは、軽自動車税と重量税が上がっている。乗り続けるか迷うときの材料にする
  3. 販売店の下取りだけで決めず、買取の査定額と比べる。契約の前に、キャンセルの決まりと支払いの日を書面で確かめる

古い軽トラを手放したい方、実家の軽トラを片付けたい方へ。 売り先の種類と選び方、売るまでの流れ、名義が亡くなった家族のままのときの手続きをまとめました。 制度や手続きは、軽自動車検査協会などの公式の資料で確かめています(2026年9月29日に確認)。

結論:何年前の車でも、まず買取と廃車買取の両方で見積もりを取る

古い軽トラに値段がつくかどうかは、車の状態や売り先によって変わります。 年式だけで「もう売れない」と決めずに、次の順で進めます。

  1. 車検証で、名義人と「初度検査年月」(初めて車検を受けた年月)を確かめる
  2. 車のまとめて査定などの買取と、廃車買取の両方で見積もりを取る
  3. 金額だけでなく、引き取りの費用、手続きの代行、支払いの日、キャンセルの決まりを書面で比べる

販売店で買い替えるときも、下取りの額だけで決めずに、買取の査定額と比べます。

何年前の車かで、することが変わります

年式ごとに、確かめたいことと、すると良いことをまとめました。

10年前
  • まずは買取の査定額を、何社かで比べる
  • 走った距離と、四輪駆動かどうかを伝える
軽トラの買取相場の見方
15年前
  • 13年を過ぎると、軽自動車税と重量税が上がっている
  • 買取と廃車買取の両方で見積もりを取る
15年前の軽トラを売るとき
20年前
  • 廃車にする場合の手続きと費用も確かめる
  • 動かない車も対象にしている廃車買取がある
廃車にするか、売るか
25年前
  • 製造から25年を過ぎると、米国へ輸出できる
  • 輸出を扱う買取業者にも見積もりを頼める
古い軽トラと輸出
  • 13年を過ぎると税金が上がります:最初の新規検査から13年を過ぎた軽トラは、軽自動車税が重くなります(重課)。総務省の資料では、自家用の軽トラック(四輪の貨物用)は年6,000円です。車検のときの重量税も、自家用で13年を過ぎると8,200円、18年を過ぎると8,800円に上がります。くわしくは15年前の軽トラは売れる?をご覧ください。
  • 20年を過ぎたら、廃車の手続きも調べておきます:売り先が見つからないときに備えて、軽トラは廃車にする?売る?で手続きと戻ってくるお金を確かめておくと安心です。
  • 製造から25年を過ぎると、米国へ輸出できる対象になります:米国には、製造から25年以上たった車は米国の安全基準を満たさなくても輸入できる決まりがあります。ただし、公道を走れるかは州ごとに違い、どの車も高く売れるわけではありません。20年・25年前の軽トラの買取と古い軽トラが海外で売れる理由で説明しています。

軽トラの売り先は5つ

軽トラの主な売り先は、次の4種類と、買い替えるときの下取りです。 どれがよいかは車によって違うので、2か所以上に聞いて比べます。

1. 車のまとめて査定(一括査定)

1回の入力で、何社かの買取店に査定を頼める仕組みです。 買取店どうしの値段を比べやすいのが良いところです。 一方で、何社からも電話が来ることがあります。

電話を減らしたいときは、連絡してくる会社をしぼる方式のサービスもあります。 たとえば MOTA車買取の公式サイトは、最大20社の概算の査定額をウェブで見られ、やりとりするのは「高額査定の上位3社のみ」と説明しています。

  • 向いている車:まだ動いて、車検も通せる車
  • 気をつけたいこと:古い軽トラや事業用の車が対象か、申し込む前に確かめます

2. 軽トラ専門店

「軽トラ買取専門店」と名乗る店には、軽トラ・軽バンの販売や修理もしている地元の店や、トラックの買取業者などがあります。 出張して買い取る範囲を、県内などにしぼっている店もあります。

  • 向いている人:地元の店に顔を合わせて相談したい人
  • 気をつけたいこと:「専門店」という名前だけでは、買取の条件まではわかりません

選び方は軽トラの買取専門店の選び方にまとめています。

3. 廃車買取

古い車や動かない車を引き取り、値段がつけばお金を払う業者です。 公式サイトで、引き取りや手続きの代行を無料と書いている会社があります。 ただし「一部離島を除く」などの条件がついていたり、値段がつかない場合があったりします。

  • 向いている車:20年以上前の車、動かない車、車検が切れた車
  • 気をつけたいこと:戻ってくる重量税や自賠責保険のお金が、買取額に含まれているのか、別に戻るのか

4. 輸出を扱う業者

海外に売る販路を持つ買取業者です。 米国向けなら、製造から25年以上たった車が前提になります。 輸出の需要は報じられていますが、値段は年式・状態・そのときの需要で変わります。

  • 向いている車:製造から25年以上たった軽トラ
  • 気をつけたいこと:報道で見る高値は個別の例で、相場ではありません

5. 販売店の下取り

新しい車に買い替えるとき、買う店に古い車を引き取ってもらう方法です。 買い替えと手放すことが1か所ですむので、手間は少なくなります。 下取りの額と、買取の査定額を比べてから決めると安心です。

売り先の比較表

公式サイトの表記と、公式の制度で確かめられる範囲だけをまとめました(2026年9月29日に確認)。 店の評価や順位はつけていません。広告を出しているかどうかで、並び順は変えていません。

売り先向いている車動かない車引き取りの費用手続きの代行連絡のされ方
車のまとめて査定まだ動く車申し込み先に確認申し込み先に確認名義変更をしてもらえるか確認何社かから来る。上位の数社にしぼる方式もある
軽トラ専門店まだ使える軽トラ店による出張の範囲内か確認店に確認その店から
廃車買取古い車・動かない車対応すると書く会社がある無料と書く会社がある(離島などは除く)代わりにすると書く会社があるその会社から
輸出を扱う業者米国向けなら製造から25年以上店による店による輸出の手続きも含めて確認その店から
販売店の下取り買い替えるときの車店による店による店に確認買う店から

査定の前に確かめておくこと

  1. 車検証の「初度検査年月」の欄で、初めて車検を受けた年月を見る
  2. 車検証の所有者の欄を見る(自分か、亡くなった家族か、販売店やローン会社か)
  3. 四輪駆動(4WD)か、エアコン・パワーステアリング(ハンドルを軽くする装置)・荷台を傾ける機能(ダンプ)があるかをメモする
  4. 走った距離をメーターで確かめる
  5. 荷台と車の裏側の錆を写真に撮る

所有者の欄が販売店やローン会社の名前なら、売る前にその会社に連絡して、手続きを聞きます。

用意する書類

売り先から言われるものを用意しますが、主に次のものがいります。

  • 車検証:原本です。コピーではなく、実物を用意します。
  • 自賠責保険の証明書:車検が切れていても、保険が残っていることがあります。
  • リサイクル券:なくしたときは、自動車リサイクルシステムのページで「預託状況」を調べて印刷すれば、代わりに使えます。
  • 車の鍵
  • 名義変更のための書類:家族など持ち主ではない人が手続きをするときは、申請依頼書がいります。売り先が代わりに手続きするときは、記入を頼まれることがあります。

軽自動車の名義変更の手数料は無料です(軽自動車検査協会)。

名義が亡くなった家族のままのとき

実家の軽トラは、車検証の名義が亡くなった親のままになっていることがあります。 その場合は、売ったり廃車にしたりする前に、家族への名義変更が必要です。

  • 名義変更には、亡くなったことと相続する人がわかる戸籍謄本など、または法務局が出す法定相続情報一覧図がいります。
  • 軽自動車検査協会は、家族への名義変更と廃車の手続きを、同じ日にできると案内しています。
  • くわしい書類は、軽自動車検査協会のコールセンターで確かめられます。
  • 名義変更などを代わりにしてくれる売り先もあるので、申し込むときに聞きます。

実家の軽トラを売るときは、まず車検証で名義人を確かめましょう。名義が亡くなった方のままだと、先に手続きが必要です。

売るまでの流れ

  1. 車検証を確かめる:名義人、初度検査年月、所有者の欄を見ます。
  2. 見積もりを取る:まとめて査定や専門店などの買取と、廃車買取の両方に聞きます。
  3. 車を見てもらう:家まで見に来てもらうか、写真で査定してもらいます。
  4. 条件を書面で比べる:金額、引き取りの日と費用、手続きの代行、支払いの日、キャンセルの決まり。
  5. 契約して車と書類を渡す
  6. 名義変更が終わったかを確かめる:軽自動車税は4月1日の名義の人に1年分がかかります。3月に売るときは特に、いつ終わるかを確かめます。
  7. お金を受け取る:約束の日に振り込まれたかを確かめます。

車の売却は、クーリング・オフ(一定の期間なら無条件で契約をやめられる仕組み)の対象外です。 国民生活センターは、キャンセルの決まりや支払いの条件を、契約の前に必ず確かめるよう呼びかけています。 その場で決めずに、いったん持ち帰っても大丈夫です。 困ったときは、消費者ホットライン188(お住まいの地域の消費生活センターにつながります)に相談できます。

廃車にするか、売るか

値段がつくなら、まず売ることを考えます。 値段がつかないとわかってから、廃車を考えても遅くはありません。

軽トラを廃車にするときは、軽自動車検査協会で手続きをします。

  • 手続きの手数料:解体したときの手続き(解体返納)は無料です。
  • 重さにかかる税金(自動車重量税):解体して、解体返納と同時に申請すると、車検の残りが1か月以上あれば、残りの期間の分が戻ります。軽自動車も対象です。
  • 自賠責保険:廃車の手続きのあと保険会社で解約すると、残りが1か月以上あれば、保険料の一部が戻ります。
  • 軽自動車税:月割りで戻る仕組みはありません。4月1日の持ち主に1年分がかかるので、手放すなら3月中に手続きを終えるのが目安です。
  • リサイクル料金:新車を買ったときに払う仕組みです。まだ払っていない分がある場合だけ、廃車のときに払います。

なお、車を売ってほかの人が乗り続ける場合は、重量税も自賠責保険のお金も戻りません。戻るのは、解体や廃車の手続きをしたときです。

廃車買取に頼むと、引き取りや手続きを代わりにしてもらえることがあります。 そのときは、戻ってくる重量税や自賠責保険のお金が、買取額に含まれているのか、別に戻るのかを確かめます。

くわしくは軽トラは廃車にする?売る?で比べています。

軽トラの相場の見方

中古車店の店頭の値段は、買取の額ではありません。 相場の表は目安で、最後はご自分の車の査定額で決めます。 見方は軽トラの買取相場の目安にまとめています。

農機具も一緒に手放すなら

軽トラと一緒に農機具も手放す方は、農機具の買取業者の比べ方と農機具の処分方法の比較をご覧ください。

まとめ

  • 何年前の車でも、まず買取と廃車買取の両方で見積もりを取ります。
  • 売り先は、まとめて査定・軽トラ専門店・廃車買取・輸出を扱う業者・下取りの5つ。2か所以上に聞いて比べます。
  • 車検証で名義人を確かめます。亡くなった家族のままなら、先に名義変更をします。
  • 契約の前に、キャンセルの決まりと支払いの日を書面で確かめます。

参考にした資料

よくある質問

車検が切れた軽トラでも売れますか?

車検が切れた車や動かない車も引き取ると、公式サイトに書いている廃車買取の会社があります。公道を走って運べないので、引き取りに来てもらえるか、レッカー代がかかるかを先に確かめてください。

名義が亡くなった親のままです。売れますか?

売る前に、家族への名義変更が必要です。軽自動車検査協会の案内では、戸籍謄本など、または法務局が出す法定相続情報一覧図を使います。手続きを代わりにしてくれる業者もあるので、申し込むときに聞いてください。

車検証の所有者が、販売店やローン会社の名前になっています。

その場合は、売る前にその会社に連絡して、どんな手続きがいるかを聞いてください。自分の名前でないまま売る約束をしないようにします。

売ったあとで、やっぱりやめられますか?

車(二輪を除く)の売却は、クーリング・オフの対象外です。契約の前に、キャンセルできるか、キャンセル料はいくらかを書面で確かめてください。

書いた人:農機・軽トラ売却ナビ編集部
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